自然のおいしさを活かした安心・安全なPB商品が人気の秘訣!カンブリア宮殿「消費者が欲しいものは消費者自身で作る!安心&絶品!唯一無二「生活クラブ」の全貌」

コープみらいやパルシステム、ユーコープ等など、全国には様々な生協グループが存在しています。2018年3月8日(木)放送のカンブリア宮殿「消費者が欲しいものは消費者自身で作る!安心&絶品!唯一無二「生活クラブ」の全貌」に登場されたのが安心・安全に徹底的にこだわり、毎年1万人の会員を増やし続けている生活クラブ連合会の河野栄次(こうの・えいじ)顧問です。

東京・神奈川・千葉で40店舗を構える小規模スーパー「デポー」、扱う商品の9割以上が自然派のPB(プライベート)商品です。デポーを運営するのが生協の1つ、生活クラブです。

例えば生活クラブが扱う商品には、国産トマトをじっくり煮詰め水を一滴も加えずに作ったケチャップや、鶏はりまを使った純国産ブランド「丹精國鶏」などがあります。

全国に38万人いる組合員(消費者)自身がメーカーとの交渉や、商品名やパッケージなど、商品開発に関わっているのも生活クラブが他の生協と違う点です。

50年前に消費者を苦しめた牛乳価格の高騰に対抗するため、1965年、世田谷区で始まった牛乳の共同購入が生活クラブの始まりです。設立メンバーは社会運動をしていた岩根邦雄夫妻と、当時まだ19歳の河野英次氏の3人です。

様々な食品問題が起きた時代でもあったため、組合員の主婦たちは「本当に安心でおいしい牛乳とは何か?」を突き詰める勉強会を開始し、1979年には酪農家と共同で自前の牛乳工場まで建設してしまいます。成分無調整牛乳を生み出したのが生活クラブが最初だそうです。

さらに、生活クラブでは今や全国にも名前を知られるようになったブランド豚肉を扱う平田牧場の豚肉を、一頭丸ごと買い付けることで直売店よりも安値での販売を実現しています。

生活クラブでは地域の高齢者に大人気の宅配弁当サービスや原材料にこだわったおいしいパン屋さんなど、生活者クラブの組合員が起こした事業が約600も存在しているとのこと。35年前に組合員の間で始まった「ワーカーズ・コレクティブ」という運動によって、主婦起業家の誕生を生活クラブは後押ししています。

年間約2,100回、毎日のように生産者との交流会を開いている生活クラブ。自分たちの考える飲みたい牛乳、食べたい豚肉を世に生み出し、商品ではなく「消費材」を呼ぶ生活クラブの組合員。デポーに買い物に行きたくなる放送回でした。

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