西秀訓社長の“健全”さを感じたカンブリア宮殿「世界唯一のトマトづくし会社!農家と共に歩むカゴメの強さの秘密」視聴レビュー

2013年8月29日(木)のカンブリア宮殿「世界唯一のトマトづくし会社!農家と共に歩むカゴメの強さの秘密」を遅ればせながら視聴しましたので、管理人KENによる視聴レビューを掲載します。今回のカンブリア宮殿にはカゴメの西秀訓社長が登場していました。

カゴメと言えば東証一部上場企業(証券コード2811)として1,000円相当のカゴメ自社製品を年2回プレゼントする株主優待を実施しており、さらに配当もある株主人気の高い企業としても有名です。カンブリア宮殿でもやはり株主について取り上げられていました。

根強く続いているトマトブームの中で、ジュースやケチャップ、生トマトなどで圧倒的シェアを誇っているのがカゴメ株式会社です。日本で1年間に消費されるトマトのうち、なんと約3割にもなる35万トンをカゴメが使用しているそうです。

国内のトマトジュースのシェアも、野菜ジュースのシェアも、トマトケチャップのシェアも、カゴメはすべて50%以上を占めています。トマトの生産から加工、販売までを一貫して手掛けるのは世界でもカゴメだけとのこと。

カゴメは愛知県の農家・蟹江一太郎が明治期に西洋野菜をつくり始めたのがきっかけで誕生した企業です。1908年、日本で初めてトマトケチャップとウスターソースを完成させたパイオニアでもあります。

蟹江一太郎の開拓者精神は今も受け継がれ、カゴメはなんと世界のトマト約8,000種類のうち、7,500種類ものトマトのタネを保持し、農家が収穫しやすいヘタが残らない加工用トマトや、栄養素の高いトマトを次々と開発しています。

またトマト研究でもカゴメは世界トップクラス。カンブリア宮殿の公式サイトによると、トマトのリコピンが日焼けジミを予防し、コラーゲンを増やしシワを減らす美容の効果があることや、運動時に発生する疲労物質・乳酸を押さえる効果があるなどを解明、トマトパワーをあますところなく商品開発に活かしているとの事です。

東証一部に上場しているカゴメ(証券コード2811)は、株主のなんと99.5%、17万人以上もの“個人比率”に支えられています。さらに3分の1は主婦だそうです。企業理念である「感謝」の哲学、自社だけでなく社会への感謝を第一とする経営が、ファン株主の増加につながっているんでしょうね。感謝の哲学があるからこそ、カゴメはロート製薬とカルビーと一緒に東日本大震災の遺児を支援する「みちのく未来基金」を立ち上げたのだと思います。

カゴメ株式会社はずっと投資対象リストに入れてきましたが、今回のカンブリア宮殿を見て株を購入する決意を固めました。NISAスタート時にカゴメ株を買って、健全な社会にこそ健全なビジネスは育つんだということを自分も証明していきたいと思います。

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