個人的にオススメしません!「Vプリカ」を使うべきではない3つの理由
Vプリカというネット専用Visaプリペイドカードのサービスがあります。インターネット上のネット通販ショップやダウンロードサービスなど、VISAカードが使える店舗であれば、通常のクレジットカードと同じように使えるプリペイドカードです。
本人確認資料も審査も無くすぐに発行が可能で、セキュリティロックやVISA認証サービス(3-Dセキュア)にも対応しているため、悪用されるリスクも低く安心して使えます。クレジットカードを持っていない方で、頻繁にネット通販やネットで料金支払いをされる方にとっては、Vプリカは非常に使いやすいサービスです。
楽天市場やAmazonといった大手ネット通販でももちろん使えますし、コンビニなどで販売されている「Vプリカギフト」を購入すれば家族や友人、お世話になった方など自分以外にも贈ることができます。
ただし!
これはあくまで当サイト管理人の個人的な考えですが、Vプリカは使わない方が良いサービスだと思います。Vプリカをおすすめできない理由は3つあります。
【1】休眠カード維持費がかかる
Vプリカを使用しないまま3ヶ月が経過すると、「休眠カード維持費」として毎月25日にVプリカ残高から125円が引き落とされてしまいます。この125円の維持費を払わないようにするには、引落し日前日の24日までにVプリカを使う必要があります。
ただし、24日までにVプリカでネットショッピングしたとしても、お店側で決済処理されるのが翌日25日になった場合は維持費がかかってしまいます。当サイト管理人も24日に慌てて電子書籍を購入したところ、決済処理が25日だったようで維持費が引き落とされていました。
【2】有効期限がある
Vプリカには有効期限があります。有効期限は、発行日より1年後の月末となります。有効期限が過ぎると、カード番号は無効となり、Vプリカ内の残高は全て失効してしまいます。
有効期限でVプリカ残高失効を防ぐためには、期限までに使い切るか、もしくは新しいVプリカを購入して有効期限を迎えるカードの残高に加算する必要があります。
【3】月額・継続契約の利用料金には使えない
有料放送や通信教育、プロバイダー料金など、毎月の継続契約で月額費用がかかるサービスにはVプリカは利用できません。ネット上での単品、単発の購入でのみVプリカは使えます。
毎月払いのサービスはネット上では多数存在しています。自分も2ケタ以上、毎月料金を支払っているネットサービスがあります。こうした月額継続契約にVプリカが使えないのは非常に不便です。
以上、Vプリカをオススメしない3つの理由を挙げさせて頂きました。クレジットカードを主に使っている方にとっては、3か月使わないと維持費を勝手に引き落とされ、1年で有効期限が来てしまい、月額会費には使えないサービスは非常に使いにくいと感じられると思います。
維持費や有効期限があるせいで、例えば1,000円分のVプリカを購入し、使わないまま1年経過すると、残高は0円になってしまいます。よほど頻繁にネットで買い物する方でなければ、Vプリカの残高が知らぬ間にゼロになってしまう可能性があります。
そして頻繁にネットで買い物をしている方は、おそらく大部分がクレジットカードを利用されているはずです。あえてクレジットカードを同じ機能を持つVプリカというプリペイドカードを選ぶ必要性を感じません。
「Vプリカを買うくらいなら、年会費無料のクレジットカードを作った方が良い」というのが、Vプリカで500円以上を無駄にした経験を持つ当サイト管理人の考えです。