コトリスラボや近藤ファームなど女性の働き方が広がる、ガイアの夜明け「シリーズ「働き方が変わる」第15弾女性の”チームワーク”が地方を変える!」
2016年11月1日(火)放送のガイアの夜明け「シリーズ「働き方が変わる」第15弾女性の”チームワーク”が地方を変える!」は静岡県三島市にある女性専用のシェアオフィス「コトリスラボ」や主婦チームが作る有機野菜ブランド「近藤けいこナチュラルベジタブル」など地方で活躍する女性の働き方を取り上げた回でした。
静岡県三島市にある女性専用のシェアオフィス「コトリスラボ」にはカメラマンやパティシエ、グラフィックデザイナーなど得意分野や経験を持った約60人の女性メンバーが登録しており、チームとして活動することで静岡の中小企業や農場、町工場、居酒屋などからこれまで80件以上の受注を獲得しています。
自動車部品工場の株式会社三光ダイカスト工業所もコトリスラボに仕事を依頼した1社です。コトリスラボは新たなビジネスとして、スチームパンクのアクセサリー作りを三光ダイカスト工業所に提案。歌舞伎町で開催された一大イベント「スチームパーク」で販路を広げるなど成果につなげられていました。
ガイアの夜明け後半に紹介されていたのが三重県鈴鹿市の農家、近藤啓子さんが手がける主婦チームが作る有機野菜ブランド「近藤けいこナチュラルベジタブル」です。近藤ファームではなんと500種類にも上る化学肥料を使わない多品種少量生産の有機野菜を出荷しています。
近藤ファームの2015年度の売り上げは地元の主婦たちの力を最大限に活用してきたことで約3000万円と、10年前の創業時に比べて10倍にも成長しています。レストランからの注文が8割を占め、その数はミシュランで星を獲得している店を含め全国86軒にも上るそうです。
安心安全な食材に関心が高い主婦の有機野菜作りは非常に丁寧で、細かい希望や要望にも応えてくれると近藤ファームは取引先のシェフからも高い評価を獲得されています。カフェなどが出来れば、近藤ファームの6次産業化も夢では無いと思います。
子育て中の主婦が働ける場はまだまだ少ないのが現状です。コトリスラボのようなシェアオフィスや、近藤ファームのような女性が働きやすい環境が全国にもっと広まることで、女性の自営業者や職場での活躍機会も増えていくはずです。