ガイアの夜明け「今こそ”都心”を攻めろ!〜スーパー&ストア 驚きの新戦略〜」を視聴し、都心部での成城石井小型スーパー増加を予感

2014年5月27日(火)に放送されたガイアの夜明け「今こそ”都心”を攻めろ!〜スーパー&ストア 驚きの新戦略〜」を視聴しましたので、忘れないうちにブログに視聴レビュー記事を書いておきます。コンビニが溢れる都心部に、あえて挑むスーパーの戦略が取り上げられた回です。

番組冒頭で紹介されていたスーパーの成城石井は、当ブログ管理人の自営業者KENの地元駅にもあります。生ハムやソーセージ、ワイン等が自分用にもお土産用にも向いているイメージで、個人的にもよく利用するスーパーです。上場していないのが残念・・・。

そんな全国に100店舗以上を展開するスーパーマーケットの成城石井、価格は一般的なスーパーと比べ高めですが、その分品質にこだわりファンを作っているスーパーと言えます。

ガイアの夜明けによると、成城石井はこの5年で店舗を倍増させたそうですが、その中でも特に力を入れているのが「都心への小型店舗出店」とのこと。東京・南青山など、今年予定されている新規出店もほとんどが都心です。ちなみに、東京・南青山では生肉の対面コーナーがあるそうです。

成城石井は街に合わせた新業態の店を開発しており、麻布十番にある成城石井にはワインバー「ル・バーラ・ヴァン52」が2階あります。このワインバーは成城石井にとって初の外食店であり、最大の特徴は成城石井で取り扱っているワインや食材を使った料理が手軽な価格で味わえる点。

ワインバーで料理を堪能した客が、帰りに下の成城石井で商品を購入していくという効果もあるとのこと。成城石井が売り出した新商品“ジェノベーゼ”をを使った料理を気に入った客が、1階の成城石井でジェノベーゼを買っているシーンも放送されていました。質の高い商品が売りの成城石井ならではの、スーパーと外食の相乗効果です。

創業67年の老舗ディスカウントストア、多慶屋。戦後間もない1947年の創業以来、客の要望に応えて様々な商品を入れ続けてきた結果、今ではテレビや仏壇、衣料、生活用品、食品など、多慶屋は何でも揃う総合店です。

ただし、多慶屋の主な客層は50歳以上の高齢者。マンション開発が相次ぎ都心に増えている若年層の客が、残念ながら多慶屋では年々減ってきているそうです。そこでこの春、多慶屋は起死回生をかけて、若者にも受ける新店舗づくりに乗り出しました。

上野の駅前にオープンした多慶屋の新店舗は、レトルトカレーやドライフルーツなど加工食品や雑貨を中心にしたセレクトショップスタイルです。ターゲットはこれまでより若い20代から40代。若年層でお茶の売り上げを増やすためラテシェイカーを使った新茶ラテを食品売り場で提案するなど、これまでの多慶屋には無かった発想の取り組みを行っています。

都心部は地価が高く土地も限られているため、コンビニくらいしか生き残れないかと思っていましたが、今回のガイアの夜明けを見てスーパーでも成城石井のようにアイデアを絞れば十分にビジネスとして成り立つのではと感じました。地元や仕事場の周辺に今後小型スーパーが増えるかどうか注視してみたいと思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です