観光、地熱発電、漁業、そしてサッカーと日本も学べる点多数、未来世紀ジパング「”奇跡の逆転国家” アイスランドに学べ!」

2018年8月29日(水)放送の未来世紀ジパング「”奇跡の逆転国家” アイスランドに学べ!」で取り上げられたのが氷河と火山の国、人口わずか35万人という島国アイスランドです。観光立国として成功し、地熱発電で再生エネルギーを生み出し、漁獲枠制度で漁業も盛んなアイスランドから日本も学ぶことが多くあります。

2008年にアメリカ発のリーマンショックのあおりを受け、国内のメガバンク3行が経営破たんしたアイスランド。さらに2010年には火山が大噴火し、アイスランドは経済破綻の危機に直面してしまいます。

そんな大ピンチの中、アイスランド政府は逆に火山噴火をチャンスと捉え、アイスランドの魅力をYouTube等の新しいメディアを使って世界に配信します。これが評判を呼びアイスランドを訪れる観光客が急増。金融立国から観光立国に政府が舵を切ったことで、2016年の経済成長率は7.2%と奇跡のV字回復を遂げます。

アイスランドの復活を支えたもう1つの要因が、火山の国ならではの「地熱発電」です。アイスランドは地熱発電と水力発電でエネルギーの全てを賄う再生エネルギー先進国でもあります。

地熱発電で生み出した安くて豊富な電力を武器に、アルミニウムメーカーの工場やビットコインなどの仮想通貨の採掘業を誘致するなど新たなビジネスも誕生しているとのこと。

地熱発電所を日本で建設しようとすると地元で反対の声も上がるようですが、アイスランドの大型温泉施設ブルーラグーンのお湯が近くの地熱発電所から供給されている事から分かるように、共存・共栄の道はあると思います。

アイスランドの漁業は水産資源が減らないよう漁獲枠制度が設けられています。決められた漁獲枠の中で儲けを増やすため、アイスランドの漁師たちは徹底した工夫と付加価値の提供によって、平均年収は1000万円以上と高給取りなっているそうです。

未来世紀ジパングの公式サイトではWEB限定の特別編動画が掲載されています。約3分の短い動画ですが、番組では取り上げられなかったアイスランドサッカーのW杯進出や育成について触れられていますので、スポーツ好きな方はぜひチェックしてみてください(⇒動画はこちら)。

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