ヒレかつサンドがデパ地下でも人気のまい泉⇒カンブリア宮殿「老舗とんかつチェーンの “人気の秘密”と”知られざる企業改革”」
2018年11月8日(木)放送のカンブリア宮殿「老舗とんかつチェーンの “人気の秘密”と”知られざる企業改革”」に登場されたのが、ヒレかつサンドで有名な老舗とんかつチェーン「まい泉」の運営会社、井筒まい泉株式会社岡本猛(おかもと・たけし)社長です。デパ地下グルメでもまい泉のヒレかつサンドは人気です。
豚肉にも小麦粉にも調理方法にもこだわったまい泉のとんかつは箸で切れるほど肉が柔らかく、持ち帰りのサンドイッチやレストランのメニューとしても高い人気を誇っています。当ブログ管理人KENも何度もまい泉のとんかつは食べたことがあります。
今回のカンブリア宮殿で初めて知ったのですが、創業者は普通の主婦だった小出千代子氏とのこと。“箸で切れる”とんかつが人気となり売り上げも拡大を続けた小出氏率いるまい泉でしたが、彼女の強いリーダーシップによって社内が指示待ち社員ばかりになってしまったことを危惧し、2008年にサントリーに経営を譲渡されます。
小出氏に代わって社長に就任したのが、当時サントリーの外食事業部長だった岡本現社長です。大企業サントリーの看板を引き下げまい泉に乗り込んだ岡本社長は、小出氏が育てた“家業”を“企業”にするべく、人事制度の導入や職人技術の継承など様々な改革を実行されたそうです。
微笑みの国タイでも今、空前のとんかつブームが巻き起こっているとのこと。中でもまい泉がタイで人気の韓国料理チーズタッカルビをヒントに開発した、日本には無いチーズフォンデュとんかつが人気だそうです。チーズフォンデュとんかつは日本に逆輸入される日が来るかもしれません。
主婦であった小出千代子が僅か10坪のとんかつ店として創業し、一代で巨大チェーンに育て上げ、2008年にサントリーから骨をうずめる覚悟で新社長に就任された岡本猛が10年で売り上げを70億円から120億円に伸ばしたまい泉。ヒレカツサンドが食べたくなる放送回でした(笑)