クイーンのボヘミアン・ラプソディの歌詞と同じ展開に!?未来世紀ジパング「ブレグジット・ラプソディ ~EU離脱直前の英国~」

日本だけでなく世界中で大ブームを巻き起こした映画『ボヘミアン・ラプソディ』。イギリスの④人組ロックバンド、クイーンとボーカリストのフレディ・マーキュリーの軌跡を描いた映画です。

映画「ボヘミアン・ラプソディ」の紹介から始まった2019年3月13日(水)放送の未来世紀ジパング「ブレグジット・ラプソディ ~EU離脱直前の英国~」は、EU離脱を目前に控えたイギリスを取り上げた回でした。老舗高級デパートのハロッズや、スペインと隣接するイギリス領ジブラルタルなどがブレグジットと絡めて紹介されました。

日本人観光客にも人気の老舗高級百貨店「ハロッズ」は野菜の無料カットサービスやオリジナルブレンド紅茶、刻印サービスなど、ブランド商品の販売だけでなく細やかなおもてなしでも人気のデパートです。

ロゴが入ったハロッズの緑色のトートバッグは、日本人観光客の定番お土産としても有名ですね。そんなハロッズは通貨ポンドの下落もあり、2018年は過去最高の売り上げ3,000億円を記録しました。

EU離脱が決定して以降、ロンドン市内では空きテナントが目立つようになってきています。家賃も下落しており、日本食店にとって絶好の進出チャンスになっているとのこと。番組ではロンドンで日本食店を展開する日本人起業家の徳峰国蔵さんも取り上げていました。

付加価値税がかからず、国籍の違うカップルが結婚式をあげやすい、スペインと国境を接するイギリス領ジブラルタル。観光や買い物を目当てに訪れる観光客の減少や、隣国スペインからの労働者の国境通過といった問題もあり、住民の96%がEU離脱に反対していたそうです。

イギリスとEUはブレグジットを2019年10月31日まで延期することで合意し、メイ首相も辞任を発表しましたが、ニュースを見る限りただの先延ばしの様に見えてしまいます。

日本企業も多数進出してきたイギリスですが、ブレグジットをきっかけにイギリスから離脱する企業と、チャンスと捉えて進出する企業の二極化が進みそうです。

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