インドで進むプラゴミ排除と代替品の開発競争⇒未来世紀ジパング「世界のごみ問題 第3弾 人類vs使い捨てプラスチック」

2018年9月12日(水)放送の未来世紀ジパング「世界のごみ問題 第3弾 人類vs使い捨てプラスチック」ではインドで進むプラスチックの取り締まりやプラスチックに代わる代替素材の開発など、世界で進むプラスチック排除の動きを特集した回です。

インドでは捨てられたプラスチックごみが洪水の要因となっていることもあり、モディ首相は2022年までに使い捨てプラスチックを全廃する方針を打ち出しました。

2018年6月、人口1,800万人を超えるインド最大の都市ムンバイがあるマハラシュトラ州は使い捨てプラスチックの使用を禁止し、世界初の”プラスチックGメン“を組織して取り締まりを強化しています。

まるで麻薬捜査官のような容赦のない取り締まりによって、プラスチック製の袋やストローなどを利用しているお店には罰金を払わせるという厳しい措置を行っていることもあり、街中では混乱や店舗からの苦情も発生しているそうです。

一方インドでは世界的なプラスチック規制を受けて、様々なプラスチック代替品の開発競争も激化しています。その1つが、なんと皿などの食器になる“落ち葉”です。他にも竹やトウモロコシを原材料にしたプラスチック代替品の開発が進んでいます。

日本企業の日本製紙(東証1部上場、証券コード:3863、株主優待あり)も2017年にインド最大の紙コップメーカーを買収し「ニッポン・ペーパー・フードパック社」を設立。生分解性のある素材で作った紙コップのフタやストローを、バーガーキングなどの大手企業に売り込んでいます。

さらに番組終盤では、素材ベンチャーのTBM社が開発した石灰石を使った素材も取り上げられていました。TBM社と言えば2016年8月4日(木)放送のカンブリア宮殿「10年で世の中は変えられる!素材に革命を起こす若きサムライたち」でも紹介された注目企業です。

プラスチックごみは環境問題にも直結しているため、日本も本腰を入れて対策に乗る出す時に来ていると思います。自分もエコ袋持参などできることを進めていきます。

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