多数の偽物が氾濫する“メイド・イン・イタリー”に要注意です>未来世紀ジパング「揺れるイタリアの真実…高級ブランドの裏側」

グッチやプラダ、エンポリオアルマーニ、サルヴァトーレ・フェラガモなど有名高給ブランドを多数保有するイタリア。2017年2月20日(月)放送の未来世紀ジパング「揺れるイタリアの真実…高級ブランドの裏側」は、そんなイタリアが抱えるメイド・イン・イタリー問題を取り上げた回でした。

イタリア・フィレンチェの大型アウトレットモールには、高級ブランドグッズの安さに釣られてメイド・イン・イタリー製品を購入するため、海外からも多数の観光客やバイヤーが集まっています。日本未入荷の海外ブランド商品をバイヤーが販売する「バイマ」でもイタリアの高級ブランドは人気だそうです。

ただ、そうしたメイド・イン・イタリーの高級ブランドの中には、イタリア職人ではなく中国人が作っているものもあるそうです。未来世紀ジパングでは中国人経営の工場がイタリア国内で増えている現実や、イタリア政府に摘発される違法中国人工場の模様が放映されていました。イタリア産と銘打たれた商品も安直に信じない方が良さそうです。

イタリアの食と言えば、やはりアルデンテのパスタです。そんな麺の国イタリアに乗り込んだのが、本格讃岐釜揚げうどん「丸亀製麺」を運営するトリドール(東証1部上場、証券コード:3397、株主優待割引券あり)です。

なんとトリドールはうどんではなく、イタリア人に人気のラーメンで勝負をかけています。イタリア野菜をふんだんに使った丸亀製麺のラーメン、当ブログ管理人KENもぜひ食べてみたいです。

イタリアブランド復活のカギとして、自動車メーカーのマセラティや「パルミジャーノ・レッジャーノ」が取り組む徹底したメード・イン・イタリーへのこだわりが番組で紹介されていました。売上ではなく質とブランドを追い求めることで、結果として売上も伸びる成功事例ですね。

イタリア政府が食料品の原産地名を認定・保護するための制度「DOP」。日本にも地理的表示保護制度「G1」があり、夕張メロンや神戸ビーフ、長野の市田柿など24種類が登録されているそうです。メイド・イン・ジャパンの商品を世界に売り出すため、国がお墨付きを当たるのは重要だと思います。

未来世紀ジパングの公式サイトではWEB限定の動画特別編が公開されています。メードインイタリーを継承する日本人の靴職人が取り上げられていますので、ご興味ある方は視聴されてみてください(⇒未来世紀ジパング特別動画はこちら)。

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