いよいよリオ五輪が2016年8月5日に開幕!未来世紀ジパング「祭典目前!この夏注目のブラジルで貢献するニッポン」視聴記事
ブラジル・リオデジャネイロで2016年8月5日に開幕されるオリンピック・パラリンピックまで残り2週間を切りました。2016年7月11日(月)に放送された未来世紀ジパング「祭典目前!この夏注目のブラジルで貢献するニッポン」は、リオ五輪の舞台裏で活躍する日本企業を取り上げた回です。
日本の商社・三井物産が関わった路面電車がリオに開通し、パナソニック製品のAV機器がオリンピック会場をジャックするなど、リオデジャネイロの街はオリンピックを控え日本企業が躍進しています。
またメダルが期待されるアーチェリー選手団を支えるため、寝具メーカーの株式会社エアウィーヴは少しでも長距離移動を快適にとエコノミー席用のクッションシートの開発に乗り出しています。エアウィーヴの持ち運べるクッション、管理人KENもビジネス出張で使ってみたい商品です。
深刻な経済不況にあえぐブラジルにあって、唯一と言っていい光明が「チキン業界」だそうです。ブラジルは世界第2位の鶏肉生産大国で、その生産量は年間1300万トンにも上り、輸出量は右肩上がりで伸びています。
そんなブラジルの鶏肉業界に最先端のもも肉を加工する食品ロボット「トリダス」に加え、新たに胸肉脱骨ロボット「イールダス」を売り込んでいるのが、日本の前川製作所(ジャスダック上場、証券コード:6281、株主優待なし)です。経済不況の今だからこそ、ハイテクロボットの売り込みは意味を持つと思います。
治安が悪いブラジル・サンパウロはJICA(国際協力機構)の支援を受け、日本の警察庁協力のもと、日本式の交番が導入されています。少年の非行防止に警察官による柔道教室が開かれ、日本人の元警察官によりパトロール指導が行われるなど、日本式の地域密着型の治安維持活動によってサンパウロ州では犯罪件数は劇的に減っているそうです。
経済不況や政治不信、さらには治安悪化など様々な問題を抱えているブラジル。リオデジャネイロ五輪の開催も危ぶまれていますが、4年後の東京オリンピックのためにも、日本企業の皆さんにはリオ五輪を成功させるため頑張ってもらいたいと思います。