2015年2月2日(月)の未来世紀ジパング緊急生放送!“後藤メモ”で検証…卑劣な「イスラム国」を見て感じた事

2015年2月2日(月)の未来世紀ジパング緊急生放送!“後藤メモ”で検証…卑劣な「イスラム国」は、予定を変更してイスラム国に殺害された後藤健二さんの取材メモを中心に取り上げた生放送の回でした。

2月1日(日)、イスラム国に拘束されていたフリージャーナリストの後藤健二さんが殺害されたと、ネットやテレビなどで大きなニュースになりました。

それまでは後藤さんの解放に向けた交渉が進んでいるようなニュースが目立っていたこともあり、予期せぬ最悪の結末に個人的にも大きなショックを受けた事件です。

後藤さんと湯川さんが拘束されて以降、イスラム国の残虐行為ばかりがマスコミを賑わしています。非道な行いを含めイスラム国について知ることはもちろん重要ですが、個人的には後藤さんがどんな取材をしてきたのか、何を伝えようとしていたのか、という点についても知らなければならない、と思います。

後藤さん殺害のニュースが流れてからしばらくして、未来世紀ジパングが予定を変更し、後藤さんの取材を取り上げる緊急生放送を流す事をSNSで知りました。そこにはこのように書かれていました。

「緊急生放送!後藤健二さんの3年間“取材メモ”から分かったこと」をお送りします。テレビ東京関係者に送られてきた膨大な取材メモ、それに企画書から、後藤さんの軌跡、そして伝えたかった事を明らかにして行きます。さらに、日本の“転機”についても徹底検証、世界で活躍する人たちの安全を守る術に迫ります。

イスラム国についてではなく、フリージャーナリストとしての後藤さんの取材や活動について知れる貴重な放送だと思い、2月2日(月)の未来世紀ジパング緊急生放送を視聴しました。

番組前半は3年間にわたる後藤さんの取材メモ、そして映像やメールなどが紹介されました。イスラム国の脅威についても早くから後藤さんは予見されており、「イスラムの名を借りたテロリストに他ならない。」と厳しい言葉でメッセージを残されています。

また後藤さんは「シリア内戦の現場を見に行く」という企画書も作られていました。2011年の中東・北アフリカの民主化運動、通称「アラブの春」以降、シリア国内におけるイスラム過激派の拡大を後藤さんは早くから感じられていたようです。

今後の日本の立ち位置や、海外進出する際に身の安全を守る術などについても専門家の意見を交えながら語られていました。今まで以上に安全対策に気を配る事、と同時に海外進出を委縮し過ぎない事が今後求められていると思います。

今回の未来世紀ジパング緊急生放送は良くまとまっていて分かりやすい回でしたが、個人的にはもう少し後藤さんの取材内容や、これまでの実績を放送で知りたかったです。今後、個人的にも調べてみたいと思います。まとまったら後日、当ブログで記事として残しておく予定です。

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