太陽光発電のエンブルー社と台風力発電のチャレナジー社が登場したガイアの夜明け「どうする?ニッポンの電力 ~「再生可能エネルギー」知られざる“裏側”~」

大地震をきっかけに発生した北海道内全域のブラックアウトや、大型台風が引き起こした静岡の大規模停電など、電力問題について考えさせられるニュースが続いています。

2018年10月23日(火)放送のガイアの夜明け「どうする?ニッポンの電力 ~「再生可能エネルギー」知られざる“裏側”~」は、太陽光や風力、バイオマス発電といった環境に優しい電力の光と影の両面を取り上げた回でした。登場した会社は太陽光発電のエンブルー社と台風力発電のチャレナジー社です。

燃料のほぼすべてを輸入に頼り、CO2の排出量も高いというデメリットがある火力発電。そこで政府は2012年に固定価格買取制度(FIT制度)をスタートし、「再エネ」の拡大を図っています。

発電した電気を売ってビジネスにようと太陽光を中心に売電事業者やパネルメーカーが次々と誕生しました。番組では太陽光発電所を運営するエンブルー社の取り組みが紹介されていました。真っ当に再エネ普及に取り組むベンチャー企業には頑張ってもらいたいと思います。

番組後半に登場したのが、台風という巨大エネルギーから電力を生み出すため奮闘しているチャレナジー社です。チャレナジーの“台風発電機”の大きな特徴は、「プロペラを持たない」という点です。

チャレナジー社は2016年1月19日(火)放送のガイアの夜明け「崖っぷち”町工場”の逆襲!」でも、風が強過ぎるとプロペラが暴走して壊れてしまう一般的な風力発電機と違い、微風と強風どちらでも発電できる次世代型の風力発電機ベンチャーとして紹介されていました。

2018年8月に沖縄・石垣島で試作機による実証実験を行ったところ、台風の中でも暴走することなく無事に発電できていました。フィリピンの国営企業も購入を検討しているなど、チャレナジー社の台風発電機は今後世界にも広がって行きそうです。

原発を少なくして再生可能エネルギーを主な電源へと拡大する。国の方針でもある再エネ普及に取り組む企業は、1投資家としても応援して行きたいと思います。

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