晩杯屋、でぶぱん、70歳パン工場、そしてナポリのピザが取り上げられたスペシャル回⇒ガイアの夜明け「外食王3 ~追跡!異次元サバイバル~」
2018年7月17日(火)放送のガイアの夜明け「外食王3 ~追跡!異次元サバイバル~」は90分のスペシャル回、丸亀製麺で有名なトリドールが買収した立ち飲み居酒屋「晩杯屋」、岸本拓也氏がプロデュースした「でぶぱん」「70歳パン工場」、そして人手不足に悩む大手宅配ピザチェーン「ナポリの窯」が紹介されました。
トリドール社が買収した立ち飲み居酒屋「晩杯屋」の快進撃
丸亀製麺を展開する外食大手のトリドール(東証1部上場、証券コード:3397、株主優待割引券あり)は2025年に売上高5000億円という目標を達成するため、2017年7月に立ち飲み居酒屋「晩杯屋」を運営する株式会社アクティブソースを買収し傘下に収めます。
晩杯屋では安く仕入れた旬の食材をその日によって出し分けることで売り上げを伸ばすことに成功しています。トリドール傘下になったことで出店も加速し、店舗デザイン&機能性の改善を図っているとのこと。都内に訪れる時は晩杯屋で一杯飲んでみようと思います。
ベーカリープロデューサー岸本拓也氏が仕掛ける「でぶぱん」
原材料費の高騰や大型店の台頭などで経営に苦しむ街のパン屋さんが増えている中、ベーカリープロデューサー岸本拓也氏が率いるジャパンベーカリーマーケティング株式会社では全国に行列ができるパン屋さんを次々にプロデュースしています。
美味しいパンの開発はもちろん、内装からネーミングまでその地域にあった雰囲気を独自にデザインする岸本氏には様々な依頼が殺到しているそうです。
今回のガイアの夜明けでは色とりどりの総菜を挟みこむコッペパンとユニークなネーミングで成功した「でぶぱん」、そして北九州市で70周年を迎えたクラウン製パンが紹介されていました。
岸本さんによるダメ出しを乗り越え、クラウン製パンのパン職人は美味しいコッペパンの製造に成功。コッペパン専門店としたスタートした「70歳パン工場」、今も週末には20万円を売り上げる人気が続いているそうです。
宅配ピザ「ナポリの窯」を展開するストロベリーコーンズ社ですが・・・
都内以上に人手不足が深刻なのが地方です。大手宅配ピザチェーン「ナポリの窯」のフランチャイズ店の1つ、「ナポリの窯 徳島中央店」の従業員は平日はなんと店長1人のみ・・・。
そこでストロベリーコーンズ社は人手不足を解決するため、宅配ではなくお客さんにピザを取りに来てもらう持ち帰り専門店を地方で仕掛けます。ピザを一人でも焼けるよう小型電気釜を活用し、駐車場にも設置が可能なプレハブ小屋を使った業界初の新型店舗です。
アイデアは面白いのですが・・・ワンオペでまわす宅配しないピザ店というのはどうしてもブラックなイメージを持ってしまいます。店長が倒れない事を祈っています。
勢力図が目まぐるしく変わる日本の外食業界。今回のガイアの夜明けを視聴し、個人的にはボリューム満点のコッペパンを一番食べてみたいと感じました。