白いイチゴ“雪うさぎ”に伊藤農園の“みかん”、そして中央葡萄酒の“甲州ワイン”、ガイアの夜明け「世界が絶賛!ニッポン“こだわりの食”」視聴レビュー

2015年1月13日(火)に放送されたガイアの夜明け「世界が絶賛!ニッポン“こだわりの食”」は、和歌山・伊藤農園のこだわり「みかんジュース」や、国際ワインコンクールで日本初の金賞を受賞した「甲州ワイン」など、日本の農家や食品加工業者が手間暇かけて丹念に作る“日本の食品・食材”をテーマにした回でした。

今回のガイアの夜明けで紹介された食品や食材は、全て楽天市場などのネット通販で購入し、お取り寄せが可能です。興味ある方のために通販ショップへのリンクを貼っておきます⇒「雪うさぎ(白いイチゴ)」「伊藤農園のみかん」「中央葡萄酒の甲州ワイン(キュヴェ三澤、グレイス甲州など)

佐賀県唐津市のイチゴ農家、井出重夫さんは“あまおう”や“とちおとめ”といった他の産地のいちごと差別化するため、真っ白なイチゴ「雪うさぎ」の開発に成功します。その希少性と味で、香港で人気となっていた!

番組冒頭では他にも、

・大分県日田市にある「原 次郎左衛門 蔵」が鮎を原材料に使い丹念に作った「鮎魚醤(あゆぎょしょう)」という醤油(ネット通販はこちら
・石川県輪島市にある創業104年の老舗和菓子会社「総本家中浦屋」が柚子を使って作った伝統の和菓子「丸柚餅子(まるゆべし)」(ネット通販はこちら

の2点が紹介されていました。いずれも海外のレストランなどでメニューに使われている人気の商品です。

和歌山県有田市で100年以上続くみかん農家の伊藤農園では、こだわり製法でみかん等の柑橘類ジュースやマーマレード、すだち果汁ジュースなどを作り出し、欧米の有名レストラン等に販売しています。

伊藤農園は元々個人農園だったのが2009年には株式会社化し、今では地元の若者を中心に30名の社員も抱えています。地元経済に貢献しながら、世界に誇れる商品開発・販売をしている会社だと思います。

そんな伊藤農園の五代目、伊藤彰浩さんは更なる市場拡大に向け2014年12月下旬に香港へ商談に向かいます。香港の老舗高級ホテル「ロイヤルガーデンホテル」のパティシエが伊藤農園のみかんを使ったスイーツを開発するなど、アジアでも伊藤農園の柑橘類はこれから人気が高まりそうです。

番組後半、新宿三丁目にある「Jip WINEBAR &WINESHOP」に番組ナビゲーターの江口さんが訪問します。ここは国産ワイン専門店という珍しいお店です。日本はもちろん、世界で和食人気が高まるとともに、日本産のワイン人気も国内外で高まっているそうです。

世界遺産にも登録されている街、ベルギー・ブルージュにあるミシュラン三ツ星レストラン「ヘルトック ヤン」。この店では中央葡萄酒社の甲州ワインを仕入れお客さんにふるまっています。

山梨県北杜市。中央葡萄酒の栽培醸造部長、三澤彩奈さんは日本固有のぶどうの品種「甲州」を使い、こだわりの製法で他とは違う甲州ワインの開発に成功した女性醸造家です。

三澤さんが生み出した「キュヴェ三澤 明野甲州2013」というワインは、国際的なワインコンクール「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワード2014」で日本初の金賞も受賞しています。日本のワインの質を世界で認めさせた、優れたワインと言えます。大手百貨店でも三澤さんのワインは売り切れの所が多いようです。

三澤彩奈さんは更なる海外市場拡大に向け、シンガポールのワイン販売代理店に乗り込み日本のワインをアピールします。また、三澤さんの「グリド甲州2012」を販売ラインナップに加えているシンガポールの五つ星ホテル「ラッフルズホテル」のソムリエからアドバイスをもらい、ワインの味が分かる本物のプロへの売り込みも強化。

三澤さんは世界の食のプロ900人が選ぶ「アジアのベスト・レストラン50」に2014年に選出された「ティップリング クラブ」を訪ね、オーナーでシェフのイギリス人に試してもらいます。オーナーは甲州ワインをワインリストに加えたいと話されていました。

白いイチゴ「雪うさぎ」に、和歌山・伊藤農園の「みかん」、そして金賞受賞の「甲州ワイン」と、こだわって作る日本の食品は世界でも十分に受け入れられることが今回のガイアの夜明けを見て分かりました。国産食品の海外進出を応援したいと思います。

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