世界とくにアジアで成長が期待できる日本の住宅技術を知る、ガイアの夜明け「あなたの家を魅力的に! 驚きの住宅技術」視聴レビュー
2014年5月20日(火)に放送されたガイアの夜明け「あなたの家を魅力的に! 驚きの住宅技術」を録画していたので、本日視聴しました。日本の住まいに関する技術と商品は、世界でも十二分に通用するものだと今回のガイアの夜明けを見て再認識しました。
ガイアの夜明けによると、東証一部に上場している「すてきナイスグループ株式会社」(証券コード:8089)の中核企業であるナイス株式会社は、現在、鉄筋コンクリートの一戸建ての韓国で日本式の木造住宅の販売に注力しているとのこと。日本の会社が作っているというのも、海外ユーザーの信頼獲得につながっているそうです。
東証一部に上場している株式会社サンゲツ(証券コード:8130)の東京ショールームに番組ナビゲーターの江口さんが訪問されていましたが、そこで販売されている壁紙はなんと4,000種類にものぼっています。レンガ調の壁紙や、漆喰帳の壁紙、暗くすると絵柄が浮き出る蓄光壁紙など、印刷技術の革新によりリアルな壁紙の製造・販売が可能になっているそうです。
室内で犬を飼う人の悩み、それが扉や壁が傷ついてしまう事。番組ではサンゲツの特殊なフィルムを使って、犬による傷から家を守っている事例も紹介されていました。室内ペットを飼っている方にとって心強い壁紙であることは間違いありません。
売り上げ1,000億円を超えるサンゲツ社の強みは「見本帳」と「迅速な配送」。サンプルが触れる見本帳を年間30億円もかけて開発し、大量に販促店に置いてもらうことで顧客アピールにつなげています。また、足りなくなった壁紙は即日で配達するサービスを展開することで、壁紙の業界シェア約5割というNo1の地位に君臨しています。
またサンゲツでは、壁紙の販売だけではなく急増する空き室を魅力的に変えるリフォーム事業も展開しています。番組では働く女性向けのマンションを、花柄の壁紙を使った個性的な部屋へリフォームする模様が放送されていました。
一方、最近電動シャッターで売り上げを伸ばしているのが、こちらも東証一部に上場している文化シヤッター株式会社(証券コード:5930)です。雨戸から電動シャッターに変える高齢者が増えていることが背景にあるそうです。
文化シャッターではセンサーで自動的に停止する電動シャッターや、車椅子ユーザーにも使いやすい押しても引いても扉が開く「ヒクオス」などのヒット商品を販売しています。
そんな文化シャッターの次なる新商品が、ゲリラ豪雨による浸水を防ぐ止水シート「止めピタ」です。一見ただのビニールシートのようですが、自動ドアやシャッターの前に取り付けることで雨水の浸水をほぼ防げるという商品です。他にも近日中に発売されるオフィスビル用の止水ドアなど、ゲリラ豪雨対策アイテムが紹介されていました。
今回のガイアの夜明けでは、住宅関連の東証一部上場企業が多く取り上げられていました。やはり住まいに関する市場は巨大ですね。今後、東南アジアを中心に世界展開が見込める企業も多いので、当ブログ管理人KENも投資候補として検討しようと思います。