クルーズ船に乗りたくなるカンブリア宮殿「格安も登場!拡大する豪華客船ツアー 26年連続日本一!王者・飛鳥Ⅱの全貌」
世界一豪華なクルーズ船「クイーンエリザベス」やアジア発のプレミアム客船「ワールドドリーム」をはじめ日本ではクルーズ船の人気が沸騰しています。
2018年4月12日(木)放送のカンブリア宮殿「格安も登場!拡大する豪華客船ツアー 26年連続日本一!王者・飛鳥Ⅱの全貌」に登場されたのが、26年連続で客船ランキングのトップに君臨する日本最大の客船「飛鳥Ⅱ」の運営会社、郵船クルーズ株式会社の服部浩(はっとり・ひろし)社長です。
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豪華客船で観光地を周遊するクルーズ旅行はかつて富裕層向けのイメージでしたが、今では1泊1万円程度の格安ツアーも登場し、若い世代も楽しめる手の届く贅沢として市場が急拡大しています。日本各地の港にはなんと世界中からクルーズ船が年間2,700回も訪れ、クルーズ人口も過去最多の24万人超えを記録しているほどです。
そんなクルーズ旅行の客船ランキングで26年間トップに君臨し続けているのが、年間6万5,000人が乗船する郵船クルーズ運営の「飛鳥Ⅱ」です。広大な船内にプールやテニスコート、大浴場、映画館、フィットネスなど様々な施設が用意されています。
さらに食事はもちろん様々な飲食まで追加料金なし、無料で楽しむことができます。また飛鳥Ⅱは乗客定員872名に対し、乗組員(クルー)は客2人に1人の割合となる470人も乗船し、食事の提供から身の回りの細かいサービス、オリジナルショー開催まで客をもてなすために様々な取り組みをしています。
郵船クルーズの服部社長はクルーを重要視し、就任以降は大相撲クルーズや宝塚クルーズ、さらに1泊2日のショートクルーズなどでヒットを連発し、新たな客層の開拓に成功した立役者でもあります。
2018年3月には、2015年を最後に中断していた飛鳥Ⅱの世界一周クルーズも復活。スエズ運河の通過に世界的に有名なボストン美術館の貸し切り見学など、豪華陸上ツアーの数々も込みで最低価格400万円ながらほぼ即日完売する人気ぶりだったそうです。
岩崎弥太郎が創業した日本郵船を親会社に持つ郵船クルーズ社と、豪華客船「飛鳥」を国内客船ランキング第1位に押し上げるきっかけとなったのも、1996年に日本で初めて成功させたレジャーとしての世界一周クルーズです。
現在、郵船クルーズが力を入れるのが日本の地方の港を巡る国内クルーズです。陸路からのアクセスが悪い自治体と連携し、国内観光を盛り上げようと活動しています。
飛鳥Ⅱは単なる「ゴージャスな船旅」だけではなく、村上龍さんが編集後記で語られていたように様々な「出会い」を提供してくれる点が、人気の秘訣になっているのだと今回のカンブリア宮殿を視聴し感じました。