お菓子のデパートよしやを展開する吉寿屋が登場、カンブリア宮殿「利益を社員に大盤振る舞い!~もっと働きたくなる最強経営術の全貌~」

専門店「お菓子のデパート よしや」を関西を中心に100店舗以上展開しているのが、2016年9月1日(木)放送のカンブリア宮殿「利益を社員に大盤振る舞い!~もっと働きたくなる最強経営術の全貌~」に登場した株式会社吉寿屋(よしや)の創業者、神吉武司(かみよし・たけし)氏と神吉秀次(かみよし・ひでじ)会長です。

吉寿屋は創業52年にわたり一度も赤字を出したことがなく、年商は121億円(平成27年度売上げ)、従業員数は353人(アルバイト含む)という“お菓子の王国”とも言える企業に成長しています。

繁盛の秘訣は早起きにありと、創業者と会長の神吉兄弟は社員のだれよりも早く出社しお菓子に感謝の言葉をかけた後、メーカーから届いた段ボールを2人で500個開けて並べているそうです。スタッフも配送がしやすくなると好評な取り組みです。

「お菓子のデパートよしや」では豊富な品ぞろえと安い価格だけではなく、お菓子が良く見えるように平台に陳列し、さらに商品を種類別では無く価格別で並べるなど、独自の仕掛けで売り上げを伸ばし続けています。

お菓子のデパートよしやでは従業者の幸福を重要視しており、一年間で約7,000万円分も従業員に還元しています。例えば月1回の朝礼で行われるジャンケン大会ではテレビや炊飯器などの家電が社員とパートにプレゼントされ、500万円相当の金の延べ棒や海外旅行などが従業員に提供されるなど規格外の従業員還元が実施されています。

また吉寿屋では「1円大作戦!」という業界屈指の超効率経営を実践しており、配送に使う段ボールを使い回した上で業者に売ったり、15分間駆け足の時間を一日数回実施するなど、お金をかけずにコストを削減する取り組みに注力し、創業以来赤字無しで業界トップの利益率約3.5%を叩き出しています。

人よりも多く働き、従業員に手厚い報償を実施し、扱う商品に感謝の気持ちを持ち続ける。一見当たり前に思える事ですが、この当たり前を50年以上に渡り徹底して実践し続けてきたからこそ、吉寿屋の今日に反映につながっているのだと思います。1経営者として非常に勉強になりました。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です