新江ノ島水族館(えのすい)の魅力がたっぷり分かる、カンブリア宮殿「湘南の海をそのまま見せる!また行きたくなる感動の水族館」放送動画の感想

たくさんの観光客が訪れる人気スポット、湘南・江の島。とれたて新鮮なしらすを味わえる「しらす丼」と並び、江の島観光に欠かせないのが年間172万人が訪れる「新江ノ島水族館」(通称「えのすい」)です。

2016年5月5日(木)放送のカンブリア宮殿「湘南の海をそのまま見せる!また行きたくなる感動の水族館」には新江ノ島水族館(えのすい)を運営する江ノ島マリンコーポレーションの代表取締役社長、堀一久(ほり・かずひさ)氏が登場されました。

水族館入場者数ランキング(2014年度)では、新江ノ島水族館は第4位にランクインしています。第1位は沖縄美ら海水族館の323万人、第2位は海遊館の230万人、そして第3位は名古屋港水族館の196万人です。ただ超巨大水槽を抱える上位3つの水族館に比べ、えのすいの水槽総水量は3,000トンと圧倒的に小さな規模です。

岩場から深海まで起伏に富み、外洋の暖流と寒流の影響を受ける海で日本産魚類の3分の1が生息する豊かな生態系を持つ湘南の海、相模湾。えのすいは相模湾のリアルな展示にこだわることで、他の大型水族館との差別化を図っているのが特徴です。

「イワシの群泳」や「シラスの展示」、「クラゲの展示」など新江ノ島水族館(えのすい)が日本で初というものも少なくありません。イルカの繁殖を5世代続けて成功させたのも、えのすいが世界初です。えのすいのクラゲの展示は当ブログ管理人KENも見たことがあるのですが、癒される空間で不思議な感覚に包まれました。

1954年、映画会社「日活」の社長・堀久作によって創業された江の島水族館。日本初の近代的な水族館として年200万人以上の客を集めていましたが、他の水族館の台頭や施設の老朽化などによって1998年時の来場者は30万人にまで落ち込みます。

そこで2004年に「新江ノ島水族館」としてリニューアルオープン。社長になったのが久作の孫であり、今回のカンブリア宮殿に登場された堀一久氏です。徹底して相模湾の海を見せる手法が成功し、来場者を170万人にまでV字回復させた立役者でもあります。

相模湾を忠実に再現しお客さんに伝えるために、えのすいでは飼育員が自ら海や漁師から情報を仕入れ、そして舞台で活躍するプロを講師として招いて発声方法や伝え方を学んでいます。魚だけではなく、飼育員という人がいるからこそ、えのすい人気は高いのだと今回のカンブリア宮殿を見て再確認しました。

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